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流行りモノ調査隊 流行りモノ調査隊
#053 今週の急上昇キーワード(更新日:2008/07/29)
北京五輪
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今回の調査内容
金メダルを期待している競技ランキング
テレビ局の中継テーマソング&キャスター総チェック
インターネットで楽しむ北京五輪
注目競技の見どころ
注目競技の見どころ
◆競泳

 男子平泳ぎで2大会連続2冠を狙う北島康介に注目。6月に行われた代表選考会では出場3種目すべてで日本記録を更新。200メートル平泳ぎでは、2分7秒51の世界新記録をマークするなど絶好調だ。北島選手は競泳チームのキャプテンでもあり、「自分のレースをして結果を出して、チームに勢いをつけたい」と話している。

 また、男子ではアテネ大会で銅メダルを獲得した400メートルメドレーリレーは、背泳ぎの森田智己、バタフライの岸田真幸、平泳ぎの北島康介、自由形の佐藤久佳の4人がエントリー。再びメダルが期待できそうだ。

 女子はバタフライの中西悠子、平泳ぎの種田恵、背泳ぎの伊藤華英、中村礼子らの活躍に期待。


◆柔道

 前回のアテネ五輪では男女合わせて8個の金メダルを獲得しており、オリコンの調査でも熱い期待が寄せられた。今回大会の見どころはズバリ、一本勝ちの美学を持つ日本の「柔道」VS技よりもポイントを重視する世界の「JUDO」。外国人選手は「先に技をかけてポイントを奪う」「できるだけ組まずに勝負する」という戦法が主流で、それに日本の「柔道」が屈することも珍しくなくなってきた。しかし、全階級で金メダルが期待される柔道。今大会から胴着が体にフィットする細身のものに代わることが追い風となるか。相手に脇やそで口をつかまれにくくなり、日本人選手にとっては有利と見られている。


◆野球

 野球は次回のロンドン大会で実施競技から外されることが決まっており、星野ジャパンで臨む北京大会が五輪金メダルのラストチャンス。意外な感じもするが、野球の金メダルは公開競技だった1984年のロサンゼルス大会の1回のみ。2000年のシドニー大会はプロ・アマ合同チームで準決勝敗退、2004年のアテネ大会ではオールプロで臨むも銅メダルにとどまった。今大会の出場国は日本、アメリカ、キューバ、オランダ、カナダ、韓国、チャイニーズ・タイペイ、中国の8カ国。悲願の金メダルまで、1次リーグから決勝まで、11日間で9試合を戦うことになる。8月13日の初戦の相手はなんと、世界最強アマチュアといわれるキューバ。開幕投手は、ダルビッシュ有が有力か!?いずれにしてもキューバに勝って勢いに乗りたい。


◆陸上競技

 史上初の連覇を狙う野口みずき、土佐礼子、中村友梨香が登場する女子マラソンは8月17日、日本時間で8時30分スタート(現地時間7時30分)。男子マラソンは佐藤敦之、尾方剛、大崎悟史の3選手が出場。世界記録保持者ゲブルセラシエが大気汚染を理由に出場を回避しており、本命なき混戦となりそう。そのほかの注目選手は、400メートル障害の為末大、男子ハンマー投げの室伏広治、男子400メートルの金丸佑三、棒高跳びの沢野大地、女子走り幅跳びの「イケクミ」こと池田久美子、女子1万メートルの渋井陽子、同福士加代子、そして女子100メートルに日本人が出場するのは56年ぶりという福島千里ら。


◆体操

 アテネ大会に続く金メダルを狙う男子団体の決勝は8月12日。アテネ経験者は冨田洋之、鹿島丈博の2人だけで、初出場の内村航平、坂本功貴、沖口誠、中瀬卓也というフレッシュな顔ぶれで臨む。エースの冨田は、個人総合および種目別では得意の平行棒、つり輪、鉄棒でのメダル獲得も期待される。また、12年ぶりに出場する女子団体にも注目したい。トランポリンもメダル獲得が有望視される種目。上山容弘は2008年3月発表の世界ランキングで1位、外村哲也は同5位の実力の持ち主だ。


◆ソフトボール

 ソフトボールも北京を最後に正式種目から外されてしまう。正式採用された1996年アトランタ大会では4位、2000年のシドニー大会は銀メダル、前回のアテネ大会は銅メダルだった。日本チームの最大の武器はエース・上野由岐子のスピードボール。世界最速119キロの豪速球で、相手打線を封じ込める。初戦は8月12日、対オーストラリア。以降、チャイニーズ・タイペイ、オランダ、アメリカ、中国、ベネズエラ、カナダの順に毎日試合が続き、厳しい戦いになることは必至だが。金メダルで優秀の美を飾ってほしい。準決勝は20日、決勝は21日。


◆レスリング

 全階級制覇の期待がかかる女子レスリング。55キロ級代表の吉田沙保里はアテネに続く連覇を目指す。48キロ級の伊調千春と63キロ級の伊調馨は、日本五輪史上初の姉妹童子金メダルという快挙に挑む。前回アテネ大会では、妹の馨は金メダルを取ったが、姉の千春は惜しくも銀メダルに終わった。そして、アテネ大会では電光掲示板の表示ミスで敗れ銅メダルに終わった浜口京子がリベンジに燃える。かつては日本のお家芸ともいわれたレスリング。1952年のヘルシンキ大会以来、不参加のモスクワ大会を除く13大会連続でメダルを獲得している。男子はグレコローマン60キロ級の笹本睦、84キロ級の松本慎吾、フリー66キロ級の池松和彦らに伝統継承を託したい。


◆バレーボール

 男子バレーボールは16年ぶりに五輪出場を決めた。チームには16年前、1992年バルセロナ大会を知る男が2人、植田辰哉監督43才とキャプテンの荻野正二38才だ。北京大会には世界ランキング1位?5位のブラジル、ロシア、アメリカ、ブルガリア、ポーランドがフル出場。日本は12位で格下と言えるのはエジプト、ドイツ、ベネズエラ、中国の4チームくらい。ほかにセルビア、イタリア。一方、女子は2大会連続出場。前回の5位を上回る成績を期待したい。出場国は中国、イタリア、ブラジル、アメリカ、ロシア、キューバ、ベネズエラ、アルジェリア、セルビア、カザフスタン、ポーランド、日本。男女とも参加12チームを6チームずつ2組に分け、各組で総当たり戦を行い、各組上位4チームが準々決勝に進出。トーナメント方式でメダルを争う。


◆サッカー

 4大会連続五輪出場を果たし、1968年メキシコ大会以来、40年ぶりのメダル獲得を目指すサッカー男子代表。開会式に先立ち、8月7日から1次リーグが始まる。日本が入るB組は強豪ぞろいで、初戦のアメリカから勝ち点3を奪うことが1次リーグ突破の絶対条件といえそう。第2戦は10日にナイジェリア、第3戦は13日にオランダと。1次リーグ2位以内が、決勝トーナメントに進出する。体制発足から2年の反町ジャパン。あてにしていたオーバーエイジ(24才以上)枠のMF遠藤保仁(G大阪)とFW大久保嘉人(神戸)の招集が実現しなかったのは痛いが、香川真司、李忠成、森本貴幸ら北京世代の奮起に期待したい。ちなみに、優勝候補はアテネ大会金メダルのアルゼンチン。05年、07年のU-20W杯を連覇し、世代最強の誉れ高い。イタリア、ブラジル、オランダも前評判が高い。


◆シンクロナイズドスイミング

 今大会はメダル獲得競争が一段と厳しくなりそうだ。正式種目として採用された1984年ロサンゼルス大会以来、日本は6大会連続合計11個のメダルを獲得している。最近の2大会はデュエット、チームとも連続して銀メダルを獲得しているのだが・・・。ライバルの中で頭一つ抜き出ているのはロシア。そして、日本のシンクロ界を引っ張ってきた井村雅代コーチが指導する中国、スペインもコーチは日本人と、日本VS日本人コーチという複雑な状況になっているのだ。大柄な選手を揃える他国に比べ、体格で見劣りするのは否めないが、持ち味の技術の正確さと難易度の高いプログラムでメダル獲得に挑む。デュエットの代表は、鈴木絵美子・原田早穂のペア。中国の双子のデュエットとの対決が見どころだ。
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